療法を受けたけど、掃除がやはり苦手だったり、目標達成の行動ができませんなどの相談がたまにあります。
まず、セラピーと自己啓発は別となります。
当院の範囲はセラピーを提供しています。
目標達成や自己実現をするためのノウハウなどは提供はしていません。
目標達成のためのブレーキになっている、過去の体験や経験、信念などは浄化はできます。
療法で正常に動けるようになったら、目標・目的を決め、ゴールまでに必要なやることを細分化し、日々のタスクを決定しましょう。
私は自己啓発や行動心理学の専門家ではありませんが、毎日タスク化しアプリなどで管理することが、どれだけ行動力を上げているが日々の生活の中で実感しています。
セラピーと自己啓発の違い
セラピー
セラピーは、心理的な問題や感情的な課題を克服し、心の健康を回復または向上させることを主な目的としています。セラピストとのセッションにおいて、クライアントは過去の経験、トラウマ、ストレス、不安、うつ病などの問題に焦点を当て、心の問題を解決するサポートを受けます。
自己啓発
自己啓発は、個人が自己成長、スキルの向上、人生の目標の達成、幸福感の向上など、ポジティブな変化を促進することを目的としています。自己啓発のアプローチは、自己啓発書、セミナー、コーチング、トレーニングなど多様で、個人の自己意識と自己実現を高めることを重視します。
目標・目的を決めることのメリット
目標や目的を決めることは、個人や組織に多くのメリットをもたらします。以下は、目標や目的を設定することの主なメリットです。
方向性を提供
目標や目的を設定することは、行動や決定の方向性を提供します。何を達成したいかを明確にし、行動計画を立てることができるため、目標に向かって進む手助けになります。
モチベーションの向上
目標を設定することは、モチベーションを高める要因です。達成したい目標に対する意欲や情熱が高まり、努力や集中力が向上します。
計画の策定
目標や目的を設定することは、具体的な計画の策定につながります。どのステップを踏んで目標に向かうかを考え、行動計画を作成することができます。
優先順位付け
目標を設定することは、重要なタスクや活動を優先順位付ける手助けとなります。目標が明確であれば、何が最も重要であるかを判断しやすくなります。
成果の評価
目標を設定することは、成果を評価しやすくするための基準を提供します。目標を達成したかどうかを評価し、成功を測定できます。
自己満足感の向上
目標を達成すると、達成感や自己満足感が高まります。これにより、自己評価や自尊心が向上し、ポジティブな感情を持つことができます。
成長と発展
目標や目的を設定することは、個人や組織の成長と発展を促進します。新たなスキルを習得し、課題に取り組むことで、知識や能力が向上します。
意思決定の補助
目標を設定することは、意思決定を補助します。目標が明確であれば、そのために必要な意思決定を行いやすくなります。
成果の可視化
目標を設定することは、進捗や成果を可視化する手段となります。進捗をトラッキングし、課題に対する進歩を確認できます。
自己実現感
目標達成は、自己実現感を高め、満足感を提供します。目標を達成することで、自己効力感や自己信頼心が向上します。
タスクを決めることの重要性
タスクを決めることにはいくつかのメリットがあります。以下にその主なメリットをいくつか挙げてみましょう。
目標の達成
タスクを決めることは、具体的な目標を設定し、それに向かって進捗を追跡するための重要なステップです。明確なタスクリストを作成することで、何を達成する必要があるかが明確になり、目標の達成に向けた計画を立てやすくなります。
生産性の向上
タスクを決めることは、時間の効果的な管理を支援します。優先順位付けや締め切りの設定によって、重要な仕事を優先し、無駄な時間の浪費を防ぐことができます。
ストレス軽減
タスクを決めることにより、仕事や日常の責任を整理し、計画的に進めることができます。これにより、仕事のストレスを軽減し、タスクに対するコントロール感を高めることができます。
責任の明確化
グループプロジェクトやチーム作業の場合、タスクを決めることは各メンバーの責任を明確にし、タスクの重複や遺漏を防ぎます。チーム全体が目標に向かって協力しやすくなります。
自己達成感の向上
タスクを決め、それを完了することは、自己達成感を高める助けになります。タスクを達成するたびに、達成感や自信が得られ、モチベーションが向上します。
リラックスの確保
タスクを決めることにより、タスクリストに追加されていない仕事や心配事が頭に浮かばず、リラックスや休息の時間を確保しやすくなります。
重要なことに集中
タスクを決めることは、日常の多くの情報や刺激に振り回されることなく、重要なことに集中するのに役立ちます。タスクをリストアップすることで、優先すべき仕事に集中できます。
まとめ|目標・目的と日々のタスクを決めること
タスクを決めることは計画的で効果的な生活や仕事の管理を支援し、目標の達成やストレス軽減、自己達成感の向上など、さまざまなメリットがあるのです。
日々のタスクを決め小さな事でも達成することで、自信が回復します。
積み上げた小さな達成癖は、自己肯定感が上がり更なる目標へのチャレンジの布石になったりします。
何年も無気力でうつ病状態だった方が、療法を受けた後に大きなプロジェクトに参加してバリバリやるというのは難しいかもしれません。
はじめは玄関の靴を並べるでも、食べた食器を洗うでも良いです。
小さな事で良いので自分が決めたタスクを、毎日毎日やり続けましょう。
そうすることで、苦手だった掃除や夢の実現のための行動力も上がっていきます。
私も掃除などが苦手でしたが、習慣化するためにアプリでタスク管理をする事で、それらの苦手意識は消え、やるべき事に集中し日々を過ごしています。
タスク管理は優秀なアプリが出ていますので、使って見ると行動力が増します。
私は「Focus To-Do」というタスク管理アプリを使っています。